技能変態 Jan.8-Jan.29, 2016



技材変態 
—絵画のテクニックとマテリアルのメタモルフォーゼ—

2016年1月8日()~1月29日(金)





本展覧会は、芸術大学において西洋画の技法と材料を研究している愛知県立芸術大学 白河研究室と東京藝術大学 技法材料研究室の教員・学生による作品交流展です。

日本に西洋画が導入されて140年以上が経過しました。我が国における西洋画の技法研究の始まりは、諸説ありますが幕末の蕃書調所が代表格といえるでしょう。
大学の研究室として初めて西洋画の技法研究を掲げたのは、昭和31年(1956)東京藝術大学の寺田春弌先生で、この研究室が現在の「技法材料研究室」に繋がっている・・・という歴史的背景には敬意を払いつつも、本展では、「技法=アカデミックな描き方」という固定観念を払拭するような作品を展示し、鑑賞者に再考してもらうことを目的としています。
展覧会名の「技材変態」とは、「技法や材料を研究することの通称=技材」と「作家独自に編み出した技法で描く=マニアック(ちょっと変態?)=メタモルフォーゼ♪」の複合語で、次世代絵画の可能性を見いだすことを標榜しています。



出品作家
秋本 貴透/甘原 千聖/池田 高仁/岡本 瑛里/菅 亮平/後藤 温子/齋藤 芽生/白河 ノリヨリ/須貝 旭/瀬川 祐美子/多田 さやか/竹村 麗良/田中 晴菜/千村 曜子/内藤 京平/仲間 桂太/中山 梨絵/野口 大地/長谷川 銀/長谷川 健司/林 浩美/藤井 真希/  牧山 浩/宮島 広祐/ミレンコ・ステヴァノヴィッチ/本山 智香子/吉田 晋之介